覚悟したノーマルタイヤ、火曜日の雪
本当に無事に帰れてよかった火曜日。
雪予報は18時くらいからで、降水確率もそんなに高くなかったので「まぁ、定時で帰れば余裕やろ。どうせチラチラ降るだけやろうし」と思っていたのは私だけではないはず。
住んでいる地域と行動時間を考えたら、スタッドレスは必要ないと思ってたし、パート先の人もほぼノーマルタイヤ。
働いている場所からは外が見えないので、まさかまさかあんなに雪が積もっているなんて。扉をあけて「やばいーーーーー!」
とにかくダッシュで出発。帰るまでの山場は2ケ所。川を渡る高架さえ無事に越えられれば、雪は水分が多くシャバシャバ状態なのでいける!
しかし車は帰宅ラッシュも重なってなかなか動かない。
みるみる積もっていく雪。
一つ目の山場。ここが一番の難所だった。
「あれ。2トン止まってる…?」
登り坂の途中で2トン2台が止まったまま。そして1台の乗用車も動かない。
「こ、これはやばいかも…お願いやんで…」
翌日にガソリンを入れる予定だったので、一晩過ごせるような量はない。
前職のドライバーが「坂道で止まったら終わり」と言っていたので、ジリジリと登って止まっている車を避けながらなんとか越えた。越えたら越えたで追突している車、交差点に突っ込んだまま止まってる車。
「やめてーーーーーー」
タイヤ熱で溶けている場所をなぞって1つ目の山場をクリア。
いつもの道を変更しつつ、高速に沿った道まで行くと雪の積もりは少なく、2つ目の山場もクリア。渋滞はしてるけど家の近くまで大通りを通って無事に到着。
京都南部であんなに雪が瞬時に積もったのは数年ぶり。
今、2時間くらいチラチラと降り続いてるけど、ジュワジュワ地面に溶けているだけ。
ひとつ、これで良かったんだと思ったことは、数日前からネットで買いたかったものがあったけど、この最強寒波を越えてからにしよう。と注文しなかったこと。
たった荷物ひとつ、されど荷物ひとつ。